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アロマのおはなし

アロマオイルアロマテラピーは、芳香植物から抽出された精油を使って行う「香りの療法」です。
精油の使い方や選び方など注意する点もありますが、誰でも生活に取り入れることができます。
薬ではないので強い作用や即効性はあまり望めませんが、人が持つ自然治癒力を引き出してくれたり、病気を未然に予防したり、より豊かな生活を送るサポートをしてくれる魅力的な療法です。

病気になる大きな原因として、さまざまなストレスが挙げられますが、精油の香りをかぐと精油の持つ成分が身体と心に作用し、ストレスによる不調に対してダイレクトに働きかけることが出来ます。
そのため、精油、ストレスに対して特に優れた効果を発揮するといわれています。

ここでは、日常生活で使えるアロマテラピーの方法や、身体や心の不調に作用する代表的な精油などについて、簡単にご紹介します。

アロマテラピーの身体への働き

アロマテラピーの精油の成分は、鼻、肺、皮膚の3つのルートから香りの成分が体内に吸収され、脳に情報として伝わります。
また、肺から吸収された香り成分はのどや気管の粘膜や肺の血管から、皮膚から吸収した成分は皮膚の真皮から毛細血管に入り、血液に乗って全身をかけめぐり、各器官の働きを活性化させます。

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アロマテラピーの方法

日常生活で使えるアロマテラピーの方法には、下記のような方法があります。
使用する精油は、好きな香りや精油の持つ効果など、その時の気分や心身の状態にあわせて使用します。

アロマランプ1.芳香浴

アロマポットやディフューザーなどを使用し、空気中に香りを漂わせます。

2.香りのスプレー

無水エタノール5mlに精油5~10滴、精製水45mlを混ぜ、遮光性のあるスプレー容器に入れて使用します。
シュッとひと吹きするだけですばやく香るので、消臭スプレーとして常備しておくのもおすすめです。

3.アロマ入浴

お風呂の中に入れて、湯気とともに鼻からと皮膚から体内に成分を取り込む方法です。
精油5~10滴を塩20g、またはバスオイル(無臭)5~10mlに混ぜ、湯船のお湯に溶かして入浴します。

4.手浴、足浴

洗面器やバケツに40~43℃のお湯を入れて、精油を混ぜたバスソルトやバスオイルを少量入れ、15分程度身体の一部だけを浸す部分浴です。
手浴は肩こりや手先の冷えに、足浴は冷えやむくみ、足の疲れにおすすめです。

5.吸入

ティッシュペーパーやコットンに精油を1~2滴たらし、鼻に近づけて深呼吸し香りを深く吸い込みます。
即効性があるので緊張している時や、乗り物酔い、鼻づまりなど、緊急事態のときに役立ちます。

6.フェイシャルスチーム

洗面器に80℃ぐらいのお湯を張り、精油を1~2滴たらし、水面から15センチ以上離し、目を閉じてバスタオルを上からかぶり、約5分程度、顔に蒸気を当てます。保湿や、血行促進、毛穴の汚れを落とすことに効果的です。

7.温冷シップ

精油1~2滴を垂らしたお湯、または氷水にタオルを浸してよく絞り、症状がある場所にのせます。
温シップは肩こり、腰痛、下痢、便秘、生理痛、緊張型偏頭痛、冷シップは筋肉痛、歯痛、頭痛、日焼けなどに効果的です。

8.アロマトリートメント

マッサージにより血液循環が促され、心身ともに深いリラックス状態に導かれます。
トリートメントオイルは、症状や気分にあわせて選んだ精油を専用の植物油に混ぜたものを使用します。

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精油の選び方

精油を選ぶうえで大切なのは、自分が好きな香りかどうかということです。
どんなに精油の作用がすぐれていても、その香りを不快に感じられるのであれば、期待されるような効果は得られにくくなります。
実際にその香りをかいでみて、感じた感覚を大切にして選ぶことが一番のポイントです。

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こころと身体の不調に働く精油

精油は心と身体、両方の不調に働きかけます。
ここでは、こころの不調、身体の不調に働く代表的な精油をいくつかご紹介します。

[こころの不調に働く]

安眠したい・・・・・・・ ラベンダー、サンダルウッド、カモミール・ローマン
イライラを抑えたい・・・ ローズ・オットー、サイプレス、プチグレン
リフレッシュしたい・・・ グレープフルーツ、レモングラス、ローズマリー
リラックスしたい・・・・ ゼラニウム、クラリセージ、オレンジ

[身体の不調に働く]

ホルモンバランスを整える・・・ ゼラニウム、イランイラン、ローズウッド
血行促進・・・・・・・・・・・ ローズマリー、サイプレス、レモン
胃腸の働きを助けたい・・・・・ グレープフルーツ、ペパーミント、オレンジ
風邪、せき、のどの痛みを和らげる・・・・ ユーカリ、ティートゥリー、サイプレス

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精油を使うときの注意事項

精油と上手に付き合うために、決まりごとを守ることはとても大切です。
下記の注意事項をよく読み、正しくお使いください。

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